この記事では、査定が高くなりやすい変化球の上げ方について解説しています。
変化球をどう上げようか、迷ったさいに参考にしてみてください。
目次
結論
説明が長くなってしまいますので、まずは結論から書きます。
査定効率的には、
超スローボール スライダー7 パーム7
が最高です。
(カットボール、シュート、Hシュートでも代用可)
変化ポイントが余るときは、
ムービングファスト カーブ7 フォーク7 シンカー7
もオススメです。
(Hスライダー、スローカーブ、ドロップ、Dカーブ、スラーブ、Vスライダー、SFF、Hシンカーでも代用可)
以下、その理由等を解説しています。
より詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
どの球種をとるべきか
変化球は必要経験点ごとに、4つのタイプに分けることができます。
Aタイプ:
スライダー、カットボール、パーム、シュート、Hシュート
Bタイプ:
Hスライダー、カーブ、スローカーブ、ドロップ、Dカーブ、スラーブ、フォーク、Vスライダー、SFF、シンカー、Hシンカー
Cタイプ:
ナックルカーブ、チェンジアップ、サークルチェンジ
Dタイプ:
ナックル、オリジナル変化球
球種タイプが同じ場合、必要経験点だけでなく、査定も同じになります。
同じ球種タイプを取得し、変化量を7まで上げたと仮定した場合、査定効率は以下になります。
球種 | 1方向 | 2方向 | 3方向 |
---|---|---|---|
A | 3.298 | 3.362 | 2.177 |
B | 3.175 | 3.271 | 2.15 |
C | 2.951 | 3.104 | 2.066 |
D | 2.681 | 2.894 | 1.956 |
Aタイプが、一番査定効率が良いのがわかります。
変化なしからA7A7の査定効率は3.362。
格・集客力の3倍以上効率的ということになります。
Bタイプも、同じくらいの査定効率があります。
BタイプはAタイプに比べて、0.73選手メモリ分査定が高いです。
余りがちな変化ポイントを査定に変換できると考えると、Bタイプも良いかと思います。
一方で、Cタイプは査定効率が下がっています。
Cタイプは、変化量3以降、Bタイプと査定が同じになるためです。
Dタイプは、かなり査定効率が悪いです。
オリジナル変化球もDタイプに含まれますが、取得しても後回しにしたほうが良さそうです。
変化球の査定については、こちらのページで詳しく解説しています。
変化球の査定のしくみ
第2ストレート
第2ストレートは、そこそこ査定効率が良いです。
球種 | 筋力 | 技術 | 変化 | 精神 | 査定 | 査定効率 |
---|---|---|---|---|---|---|
T | 90 | 90 | 60 | 20 | 218 | 1.2 |
M | 40 | 130 | 110 | 20 | 291 | 1.387 |
S | 50 | 100 | 10 | 60 | 218 | 1.418 |
(T:ツーシーム M:ムービングファスト S:超スローボール)
超スローボールが一番査定効率が高いです。
ムービングファストも、同じくらいの査定効率があります。
変化ptが余りそうな場合は、こちらもオススメです。
ツーシームは他2つに劣りますが、経験点バランスによっては選択肢に入ると思います。
オリジナル変化球
オリジナル変化球は、経験点無しで、新たな球種を覚えることができます。
節約できる経験点は、取得時にもっている球種数と総変化量によって決まります。
下の表は、取得時に節約できるポイントの一例です。
オリ変取得時の変化 | 節約pt |
---|---|
変化1 | 146pt |
変化7 | 245pt |
変化11 | 328pt |
変化77 | 526pt |
球種を増やしておくのも重要ですが、総変化量を上げておくことも重要です。
変化11で取得するのと、変化77で取得するのでは、約200ptほど差があります。
オリ変を取得する前に、できるだけ変化を上げておきましょう。
どのくらいまで上げるか
変化77は必須
変化77までの査定効率は、最低でも2.894です。
とてもお得ですので、必ず上げた方が良いでしょう。
変化771は悩みどころ
変化77までは良いのですが、変化771になると話が変わってきます。
新しい球種を覚えるのに、追加の経験点が約250pt必要になってくるためです。
そのため、変化77から変化771の査定効率は0.605とかなり低めになっています。
変化771以降の査定効率は以下のとおりです。
変化 | 査定効率 |
---|---|
77 → 771 | 0.605 |
77 → 772 | 0.762 |
77 → 773 | 0.808 |
77 → 774 | 0.882 |
77 → 775 | 0.909 |
77 → 776 | 0.957 |
77 → 777 | 0.977 |
(スライダー・パーム・シュートを仮定しています)
変化771が一番悪く、徐々に査定効率が改善されていくのがわかります。
変化777まで上げて、やっと格・集客力と同じくらいになります。
以上のことから、経験点が格・集客力に使えるなら、3方向目は必要がないということがわかりました。
一方で、変化ptが余りそうなときは、変化777を目指すと良いと思います。
変化777までの経験点
ちなみに、変化77から変化777までの経験点は、以下になります。
タイプ | センス | 技術 | 変化 | 精神 |
---|---|---|---|---|
A | なし | 523 | 2084 | 266 |
B | なし | 535 | 2140 | 270 |
A | あり | 463 | 1870 | 232 |
B | あり | 475 | 1920 | 236 |
変化777を目指すかどうかは、変化ポイントがあと2000ptくらい稼げるか、が基準になりそうです。
4方向目は余るポイント次第
では、変化7771はどうでしょうか?
777→7771で0.355、777→7777で0.728です。
査定効率では、格・集客力には遠く及びません。
一見、4方向目は取らないほうが良いように見えます。
ですが、変化ポイントが、かなり余ると仮定すればどうでしょうか。
捨てるはずポイントで、変化球を上げると考えると、査定効率が上がると考えることもできます。
余るポイントを「余りポイント」と呼び、査定効率が1になるのに必要な量を計算してみました。
変化 | 必要余りpt |
---|---|
777 → 7771 | 568pt |
7771 → 7772 | 112pt |
7772 → 7773 | 46pt |
7773 → 7774 | 85pt |
7774 → 7775 | 123pt |
7775 → 7776 | 58pt |
7776 → 7777 | 96pt |
777から7771に上げるときは、568ptも余りが必要、ということになります。
強力な変化タッグを踏むか、オリジナル変化球で取得する以外はありえないと思います。
ですが、一度取ってしまえば、その後はそれほど悪くありません。
変化が100ptくらい余ることは、割とよくあります。
このように、特殊なケース下では、4方向目も選択肢に入ることがわかります。
5方向目は、さすがに無理
5方向目になると、査定効率はさらに落ち込みます。
7777→77771で0.235、7777→77777で0.566です。
必要な「余りポイント」は、
7777→77771で1014pt、そのあとは約200ptづつ必要になります。
他に取る能力がない場合を除いて、上げないほうが良さそうです。
Bタイプに必要な「余りポイント」
少し戻りますが、AタイプとBタイプの、どちらを選んだほうが良いのでしょうか?
AタイプとBタイプを比較すると、
Aタイプの方が査定効率が高く
Bタイプの方が査定が高い
という特徴があります。
つまり、経験点が余る場合、Bタイプのほうが査定が上がりやすい、ということになります。
BタイプがAタイプの査定効率を超えるのに必要な、「余りポイント」もまとめてみました。
変化 | 必要余りpt |
---|---|
S1A7A7 → S1B7B7 | 80 |
S1A7A7 → M1B7B7 | 128 |
S1A7A7A7 → S1B7B7B7 | 71 |
S1A7A7A7 → M1B7B7B7 | 103 |
(S:超スローボール、M:ムービングファスト)
約100pt以上余る場合は、Bタイプを選んだほうが良いという結果になりました。
どちらが最適かは難しいところですが、逆に言えば、大差がないということになります。
高校やデッキ、タッグのハマり具合などによって、気軽に選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
いろいろと書きましたが、冒頭の通り、
超スローボール スライダー7 パーム7
もしくは
ムービングファスト カーブ7 フォーク7 シンカー7
を目指しておけば、間違いはありません。
もっと大雑把に言えば、第2ストレートをとって、2方向か3方向をMaxにすればOK、とも言えます。
そのあとは、余るポイントと相談しながら、少しづつ上げていってみてください。